阪神淡路大震災の2週間後、メジャーで活躍していたロックバンド「ソウルフラワーユニオン」から「君らの活動をテレビで見た。僕らも被災地で慰問コンサートできないだろうか？」と打診あり、2月5日うちの避難所を皮切りに方々の避難所やテント村を一緒に回るようになりました。

三線は良く響きました。ただ普段大音量でコンサートをしているロックバンドなので、どうしても地声だけではやりにくいと、マイクスタンドに阪神の応援のメガホン取り付けて歌ったり。

三宮のテント村でやった時は、ボランティアで来ていた焼き芋屋さんがトラックのマイクとスピーカーを使わせてくれたのですが、音の良し悪しよりもメッセージと、ここに来てくれたということが大事なんだなーと悟りました。
その後は実家から手持ちの小さい音響PAと発電機を持ってきて、ソウルフラワーをはじめいろんなミュージシャンの方々と、避難所や公園や仮設住宅などで復興イベントをやるようになりました。

そのうちPA機材もグレードアップして、プロの方々のPAもやるようになりました。